富士製薬工業の創業の思いと成長の軌跡 富士製薬工業の創業の思いと成長の軌跡

成長の軌跡

当社の創業期について

1954年<昭和29年>

創業
当社は、1948年に薬事法(現:薬機法*)が制定され、戦後の復興が進み、良質な医薬品の需要が高まる中、1954年4月に故今井精一が薬学の知識と経験を生かし、東京都豊島区において、個人で富士薬品商会を創業、医薬品の販売を開始したことに始まります。

1959年<昭和34年>

富士製薬工業の設立
創業から5年後に富山県中新川郡水橋町(現:富山市水橋地区)の自宅に製剤工場を併設して、自社(自宅)で医薬品の製造を開始するなど業容を拡げ、1959年4月に有限会社富士製薬工業を設立しました。東京を中心に今井精一が営業を、富山では妻の今井道子が製造を担当し、現在の東京本社・富山工場の体制のスタートとなりました。

1965年<昭和40年>

有限会社から株式会社へ、経営理念を作成
1959年に国民皆保険制度について定めた現行の国民健康保険法が確立しました。その後の本制度の充実により医療需要が増大し、従来の市販・大衆薬中心から医療用医薬品が重きをなす方向に変化していくこととなりました。こうした状況の中で、今井精一は「医療用医薬品の仕事を通して、自身はもとより、仲間の一人ひとりが多くの経験を積み、医療へお役立ちできることを増やし、仲間と、医師であるお客様と、お取引先がともに発展し、みんなの幸せの輪を広げていく」という夢を持って、有限会社富士製薬工業を組織変更し、1965年4月に富士製薬工業株式会社(株主は親族7人、資本金2,500千円)を東京都足立区に設立しました。当時の今井精一の想いと夢は、今でも「優れた医薬品を通じて、人々の健やかな生活に貢献する」、「富士製薬工業の成長はわたしたちの成長に正比例する」という経営理念として掲げられております。
  1. 「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の略

当社のあゆみ