社員紹介 社員紹介

研究開発 C.U

2013年入社 薬学部卒

・2013年に修士課程を修了、新卒として富士製薬工業に入社。本社開発部開発企画課(現:開発企画部)に配属され、3年半従事。
・2016年に研究部へ異動し、注射製剤の処方検討や分析などの業務を経験、2019年にCMCリーダーを経験、現在では主に製剤の分析業務を担当。

Q.現在の業務内容を教えて下さい。

製剤に関連する分析業務を主に担当しています。具体的には、医薬品の原料や製剤を対象として、HPLCやGC等の分析機器により不純物の有無や成分の含量等を確認する仕事です。これにより開発する医薬品の安全性や有効性を確認することができ、患者さんに安心して医薬品を使用してもらえるようになります。試験を実施する際には、統計処理によるデータの解析や、計画書・報告書の作成も行います。また、研究部では分析試験を実施するだけでなく、一つ一つの製剤に適した試験法を検討し、確立することも大切な業務です。ここでは、対象の成分や分析法の知識だけでなく、日本薬局方や関連する医薬品規制の知識が必要とされます。
日々の業務で使用する機器や設備の管理・メンテナンスもメンバーの業務の一つです。

Q.富士製薬工業に入社した理由を教えて下さい。

一人の女性として、富士製薬工業が掲げる、女性のこころとからだをトータルサポートする、という考え方に共感したためです。また、当時の採用担当者の笑顔がとても素敵で、笑顔で働ける職場だと感じたためこの会社への入社を決意しました。

Q.異動を経験してなにか変化はありましたか?

開発部から研究部への異動で、医薬品開発に関する知識の幅が大きく広がりました。開発企画課では開発候補品の採算性や開発スケジュールを検討し、執行会議等で新製品の企画・提案を行っていました。その際、原価や製剤開発にかかる期間等は研究部や製造部等、担当部署に問い合わせ、提案に必要な資料を作成していましたが、実際には現場を経験していないので、他部署のメンバーとのやりとりをしていても、わからないことが数多くありました。研究部への異動後は、処方検討、分析、申請資料の作成といった、製剤開発から承認申請までの一連の業務を経験し、実際に製剤を開発を行う上で必要な知識を一通り身につけられたと思います。また、すぐ近くに富山工場があるので、他部署のメンバーと知り合う機会が増えました。

Q.職場の雰囲気はどんな感じですか?

風通しが良い社風で、皆和気あいあいとしています。役職者との距離も近く、研究部では月に一度、メンバーが役職者を指名して、プライベートや業務の事など幅広い内容を相談する機会が設けられています。また有給も取得しやすく、お盆や年末年始などは長期の休暇を取られる方もいます。社員同士の交流を深めるための社員旅行制度なども整備されており、サークル活動も盛んです。

Q.就活生に一言お願いします。

自分のやりたいことや就職したい会社を探すのはとても大変だと思います。今はインターネットなどで簡単に多くの情報が検索できますし、OG・OB訪問なども活用して、ぜひいろいろな可能性を検討してみてください。自己分析に詰まった時には、友人やご家族の話を聞いてみるのもおススメです。皆さんが生涯を通じて働きたいと思える会社に出会えることを心から祈っています。がんばってください!!

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