富士製薬工業ってどんな会社?

富士製薬工業の事業

富士製薬工業は、女性医療と急性期医療に強みをもつスペシャリティファーマです。この2つの領域の売上高の合計で、当社全体の売上高の8割以上を占めています。

当社の製造する医薬品は「医療用医薬品」です。一般の方が医療用医薬品を手に入れるには医師等の処方せんが必要で、ドラッグストアの陳列棚などに置かれることが無く、また、法令により広告なども規制されていることから、各製品は聞きなじみのないものであることが多くなります。

富士製薬工業のあゆみ

「優れた医薬品を通じて、人々の健やかな生活に貢献する」と「富士製薬工業の成長は、私たちの成長に正比例する」の2つを経営理念に、今日まで成長を続けてまいりました。

富士製薬工業の拠点

1959年の会社設立以来、富山県に工場を有しており、7つの営業支店で日本全国に高品質な医薬品を供給しています。
タイに子会社OLIC社を有しており、今後、OLIC社を軸に中国・ASEANでの製版展開を目指しております。

富士製薬工業のバリュー(強み)

富士製薬工業の強み(バリュー)を4つのポイントで整理すると次のようになります。

女性の健康課題に対する貢献
  • 女性のライフステージに沿った幅広いラインナップ
  • 医療現場のニーズに応える情報提供能力
造影剤における国内数量シェアトップ
  • ヨード造影剤における国内数量シェアトップ
  • 20数年にわたり造影剤を販売してきた信頼
多岐にわたる研究開発と生産の経験
  • 新薬、バイオシミラー、ジェネリック医薬品といった広範な医薬品の研究開発
  • 参入障壁の高いホルモン製剤などの生産能力
人が一番、人を大切にする経営

女性医療への貢献

当社は、月経困難症、更年期障害、子宮内膜症などに効能・効果を持つ医薬品をはじめ、不妊症治療に用いられる製剤や経口避妊薬など、女性のwell-beingの向上に貢献する、各ライフステージに沿った幅広い製品ラインナップを取り揃えています。

急性期医療領域とは?

 急性期医療とは、病状の緊急度や重症度棟を含め、より高密度な医療が必要とされる領域を言います。当社は急性期医療に用いられる医薬品として、造影剤、バイオシミラー、抗がん剤などを扱っており、中でも造影剤では、日本国内のジェネリック造影剤市場において7割以上のシェアを有しております。

多岐にわたる研究開発と生産の経験

女性医療に用いられるホルモン剤は薬理活性、すなわち、少量の成分で人体に与える影響が大きいため、取扱いが難しく高度な管理が必要なことから参入障壁の高い医薬品です。当社はこのホルモン剤を長年取り扱っており、この生産能力は強みであり大きな特徴となります。

人を大切にする経営

当社は創業以来、人が一番、人を大切にする経営を重要視してきました。長期ビジョン「2030年ビジョン」では、「世界一幸せな会社と社会貢献が一体化している」をありたい姿の1つとして定めていることにも、人を大切にする経営が表れております。
また、「徳目評価制度」という独自の制度に基づき人事評価を行い、社員の人間的成長を促しています。