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三井物産と提携 後発医薬品製造権取得 富山工場増築で本格化

富士製薬工業(東京)は5月から富山市水橋辻ヶ堂の富山工場敷地に増築していた注射剤の新工場が稼動するのに伴い、三井物産と業務提携し他の製薬会社が開発した医薬品の商標、製造、販売権の買い取りや製造受託を本格化させる。

同社は医療向け特許切れの後発医薬品メーカーで、不妊症や更年期障害などの産婦人科用の治療ホルモン剤や診断用薬などを主体に富山工場で生産している。今年度から診療報酬・薬価が引き下げになるのに対応し、採算が合わずに製造を中止する他社から製造、販売権を取得する。同社の発行済み株式の5.55%を取得する三井物産に外資系など先発医薬品メーカーに仲介しもらう。

富士製薬工業としても販売シェアトップの実績がある不妊症治療剤の一種、胎盤性性腺刺激ホルモン剤の場合で5.4- 11.7%引き下げられる分をこれら後発医薬品の増産でカバーする。

2005(平成17)年度までに他社から数品目の後発品のライセンスを買い取り、約10億円の売り上げ増を目指す。新工場は9棟目になり鉄骨造り二階建て述べ3,795平方メートル。日米欧の製造品質管理基準に適合した自動生産設備を導入、多品種少量同時生産に対応した生産システムを構築した。設備投資額は約20億円。注射剤の生産能力は年間3,200万本になる。

富山新聞 2002年4月20日掲載

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